瓦谷クリニック、内科、消化器内科、循環器内科、胃・大腸内視鏡、堺市北区、南花田町瓦谷クリニック

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消化器内科

消化器内科

消化器病専門医として、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸などの消化管疾患や肝臓・胆のう・膵臓疾患など消化器疾患全般の診断・治療を行っております。なかでもヘリコバクター・ピロリ除菌や慢性便秘症、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸性・クローン病)の治療に精通しております。
また、肝臓病専門医としてB型・C型肝炎の治療や自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎などの難病疾患の治療も得意としております。

ピロリ菌

ピロリ菌という名前は聞いたことがあるが何だろう?と思っている方も多いと思います。ピロリ菌は酸の強い胃の中で生息できる数少ない細菌です。ピロリ菌の感染により胃十二指腸潰瘍や胃癌の発生につながることが知られています。その他にもピロリ菌により胃MALTリンパ腫、免疫性血小板減少性紫斑病(ITP)などの原因になります。これらの疾患はピロリ菌の除菌を行うことにより改善するため、保険診療にて除菌治療を行うことが出来ます。
また、ピロリ菌感染が原因で起こる病気は、自然経過で治まったり市販薬で改善することはないため、病気が長引き悪化してしまうことがあります。症状が持続してお困りの方は、お気軽にご相談ください。

慢性便秘症

便秘はほとんどの人が経験したことがあると思います。慢性便秘症の方は10人に1人以上と言われており、消化器疾患の中でもかなり頻度の多い病気です。便秘の症状も人により様々です。お腹の張りや痛みのみならず、不眠やイライラ、肌荒れなどを引き起こすこともあります。食の欧米化や精神的ストレスが原因のことが多いですが、大腸癌、直腸癌などの重大な悪性疾患が隠れていることもありますので、大腸内視鏡検査が必要な方もおられます。
病院に行かず市販の便秘薬を購入して飲んでいる方が多いと思いますが、市販薬にはセンナと呼ばれる漢方が含まれているものが大半です。センナは頓服で飲むのはいいですが、慢性的に内服すると腸が長くなってしまい、薬がだんだん効かなくなり便秘を助長しますので、消化器内科医が長期処方することは少ないです。近年、便秘に対する薬剤が多数発売されており、一人一人に合った治療法の選択肢が増えています。便秘でお悩みの方はぜひ一度、ご相談ください。